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相続財産にネットバンク等が含まれていた場合


ネットバンクやネット証券、仮想通貨は見つからないまま放置される

インターネットが普及した現代でもネットバンクや仮想通貨は盲点と言えます。

これらは被相続人が亡くなった後には、発見されずに残り続けることも多いです。

これらの管理はもっぱらネット上で行われ、なんらかのお知らせや通知が郵送で自宅へ送られてくることはないので、家族は認識できないでしょう。



どうしたら家族に知らせることができるか

被相続人が亡くなる前にできることとしては、①遺言書を作成して記載しておく、②家族に知らせておく、のいずれかです。



相続開始後に見つける方法

被相続人が亡くなった後に、相続人がこれらの財産を見つけるには、次の方法が考えられます。


・預金通帳を調べてネット系の金融機関との取引履歴(送金など)がないか確認する。

・インターネットブラウザのお気に入りにネットバンクが登録されていないか確認する。

・主要なネット系金融機関に問い合わせる。

・故人のメールが確認できる場合には、履歴を調べる。


パスワードが分からなくても相続人であることを証明できれば、名義変更・解約の手続をすることができます。





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