ネットの世界の人権について(女性プロゲーマーの炎上発言)

更新日:3月10日

先日、女性プロゲーマーの方が配信中に、「身長170cmない男は人権がない」と不適切な発言をして炎上した件がニュースとなっていました。この発言を受けて、女性の所属チームは彼女との契約解除を発表し、ホームページからも選手情報を削除しました。

女性の発言が炎上するのは、今の社会では当然なのでしょう。そして、所属チームが取った対応も通常であれば、妥当なものと言えるのではないでしょうか。

ニュース記事によると、発言の発端となったのはライブ配信にて、デリバリーサービスの配達員に「連絡先を教えて欲しい」と言い寄られて困った体験を話すなかで、配達員の男性の身長が低かったことに言及したことでした。その話の流れのなかで「(身長が)170cmはないと。正直、あの、人権ないんで。170cmない方は、俺って人権ないんだって思いながら生きていってください。骨延長の手術を検討してください」と男性に対する差別と取れる発言をしました。

「人権」という言葉は、堅苦しい言い方をすれば、単に人間であるということに基づく普遍的権利、人間が生まれながらに持っている人間らしく生きるための権利、と定義されている言葉で、日本国憲法にも掲げられていることは誰もが知っていることでしょう。

ここで、女性プロゲーマーが発言した「人権」という言葉について考えてみたいと思います。

ゲームの世界にも人権という言葉は日常的に使われるようです。しかし、その人権という言葉が、一般的に使われるものとは違った意味合いのようで、「強力すぎるキャラクターやアイテム」もしくは「実戦的で勝負できるレベルにあるキャラクターやアイテム」またはそれらを持っていることを指すのだそうです。用法としては、「人権武器(この武器の性能は非常に優れている)」とか、「このキャラクターは人権がない(ゲームの攻略に使えない)」という感じで使われます。このようにゲームにおいては、本来の意味とは大きく離れたスラング的な使われ方をされている実態があります。

今回の発言は、世間的にはかなり重く受け止められるものだったのですが、こういった世界で生きてきた女性プロゲーマーの方にとっては「人権」とはそれほど重い意味を持っていなかったのかもしれません。それも自分の配信の中だったので、身内の会話のような気持ちで話したのかもしれません。

今後は、プロゲーマーとしての活動は非常に難しいでしょう。所属チームも選手契約を結んでいる選手たちに対して再発防止のための教育を行っていく必要があるのではないかと思います。




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